診療体制・業務内容

重症な患者さんを集中的に管理するユニットです。主に心臓・大血管・呼吸器・消化器の大手術後やハイリスクの患者さんの術後管理、その他急性の臓器不全状態にある患者さんを治療します。年齢や特定の診療科にとどまらず、横断的に全身管理を行います。
集中治療医・看護師が常駐し、各科の専門医と協力し治療にあたります。薬剤師、臨床工学技士、理学療法士が連携をとりチーム医療を行っています。

【対象患者】

• 呼吸、循環管理の必要な大手術後患者
• 救急蘇生後
• 重症多発外傷
• 中毒、熱中症、偶発性低体温症
• 劇症肝炎、重症急性膵炎

【診療内容】

• 呼吸補助（人工呼吸、模型人工肺）
• 循環補助（IABP、ECMO、補助人工心臓（LVAD、Impella^®））
• 肝補助、腎補助（持続血液濾過透析）、血漿交換
• 代謝栄養管理
• 感染対策（コロナ感染症も含む）

特徴・特色

主に大手術後の患者さんの術後管理を中心に、他院からの紹介患者、院内の重症例に対し、生命維持装置など高度医療機器を駆使し、呼吸・循環・代謝・神経系の管理を行います。最新の知見を取り入れ、集中治療に関連したガイドラインに準拠した診療を推進しています。

設備など

• 患者監視装置
• 人工呼吸器
• 経皮心肺補助装置
• 補助人工心臓
• 緩徐血液濾過透析器
• 大動脈内バルーンポンプ
• 超音波診断装置
• 心臓ペースメーカ
• 除細動器
• 体温維持装置
• 血液透析装置
• 血液ガス分析装置
• 血球計数装置
• 気管支鏡

診療スタッフ