業務内容

富山大学附属病院では、医学部卒業後、医師としての土台をつくる２年間の初期臨床研修を「卒後臨床研修センター」が、高度な専門医療を習得する専門研修を「専門医養成支援センター」が担っています。さらに、両センターが相互に協力・連携し、質の高い臨床研修を提供するために、その管理・運営を含めた総括を、この臨床研修部が担っています。
これにより、研修医ひとりひとりの想い描くキャリアパスの実現のため、きめ細やかなサポートと、高度で充実した研修環境を提供しています。

卒後臨床研修センター

卒後臨床研修センターホームページ

卒後臨床研修センターは、初期臨床研修を円滑に運営することを目的に平成15年4月に開設されました。この研修制度は、2年間の研修で「医師として人格の涵養」と「プライマリケアへの理解を高め、患者さんを全人的に診ることができる基本的な診療能力の習得」を基本的な目標としています。
富山大学附属病院の初期臨床研修は研修医の希望に添った自由度の高い個別化した研修プログラムを選択できることが最大の特徴であり、2018年度からスタートした新専門医制度にも十分対応できています。またプログラムが円滑に遂行されるように、研修協力病院ならびに施設と富山大学における管理型研修システムを構築しています。
研修にあたっては、研修指導医の育成にも努め、平成25年度より臨床研修担当教育医長を各診療科の指導医から選出し、指導体制の向上、維持ならびに評価を行っています。また、研修医に対しては、研修および生活全般に対するサポートを行い、研修医に過度の負担を強いることなく充実した研修が十分に行われる研修環境を提供しています。

スタッフのご紹介

業務

• 卒後臨床プログラム作成
• 研修協力病院並びに施設と本学における管理型研修システムの構築
• 研修医の募集
• 研修指導医の育成、指導体制の維持ならびに評価
• 研修医の生活サポート、研修内容の指導ならびに評価

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専門医養成支援センター

専門医養成支援センターホームページ

本学では高い志を持った高度な医療を担う専門医を養成するため、2008年10月に専門医養成支援センターが開設され、今まで多くの優秀な専門医を養成してきました。その後、「国民と社会に信頼される専門医制度の確立、専門医の質の保証」を目的に日本専門医機構が設立され、専門医を統一的な基準で認定する新しい専門医制度が2018年度からスタートしました。
専門医養成支援センターでは、この新しい専門医制度に沿った質の高い専門研修が効率よくできるように組織をリニューアルし、専門研修を支援する体制を強化しました。富山大学では「リサーチマインドを持ったプラスαの専門医」と「地域に貢献できるフロンティア精神を持った専門医」の育成を目標にしています。その実現のため、富山大学が基幹施設となる19領域の専門研修プログラムを総括的に管理し、専門医を目指す医師を全面的にサポートします。
初期研修から専門医研修、その延長線上にあるサブスペシャルティ専門医研修は独立したものではなく、「自分が描く将来の医師像」へ向かう階段です。専門医養成支援センターでは、個性を伸ばし、個々の夢が実現できるように、全力で応援していきます。

スタッフ紹介

業務

• 専門研修プログラムの統括管理
• 各専門研修プログラムの紹介
• 各専門研修プログラムの専攻医の募集・応募窓口
• 各専門研修プログラムにおける連携施設と本学（基幹施設）との連絡・調整
• 各専門研修プログラムの運用支援・運用状況の評価
• 専攻医の研修のサポートならびに研修内容の評価
• 専門医養成の指導体制の維持ならびに評価
• リサーチマインドの涵養のためのセミナーの開催
• 国内留学・海外留学のサポート

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