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最先端の手術支援ロボットda Vinci Xiサージカルシステムを導入しました

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 富山大学附属病院では、最新の手術支援ロボットda Vinci Xiサージカルシステム(以下、「ダ・ヴィンチ」)を平成28年11月26日(土)に導入し、12月6日(火)に、富山県内で初となるダ・ヴィンチでの前立腺全摘手術を実施しました。
 ダ・ヴィンチは、患者さんの体に開けた小さな穴を通じてロボットアームを体内に挿入し、カメラによって映し出される3D映像を見ながら、ロボットアームを操作して手術を行うシステムです。従来の開腹手術と比べ低侵襲で出血が少なく、患者さんの負担の少ない手術を行うことができます。また、手ぶれの影響を受けず精密に動作するロボットアームで手術を行うことにより、より正確で安全な手術を行うことが可能です。
 富山大学附属病院では、泌尿器科の北村寛教授がダ・ヴィンチによる豊富な手術経験を持っているほか、複数の医師がダ・ヴィンチの操作について訓練を行っており、今後、前立腺がん、腎臓がんの患者さんを中心にダ・ヴィンチによる手術を行うことで、安全・安心で低侵襲な最先端の医療を提供してまいります。

手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」について

 ダ・ヴィンチは1990年代に米国で開発された手術支援ロボットです。1〜2cmの小さな創から内視鏡カメラとロボットアームを挿入することで、術者は3Dモニター画面を見ながらロボットアームを操作して高度な内視鏡手術を行うことができます。現在に至るまで様々な改良が行われており、今回、富山大学附属病院が導入したのは最新の機種(da Vinci Xi Surgical System)になります。

 一般的な開腹手術や腹腔鏡手術と比較して、ダ・ヴィンチで手術を行うことによって、患者さんには以下のようなメリットがあります。

  • 切開部が小さく、創跡がほとんど残らない。
  • 出血量が少なく、手術中の輸血の必要性が低い。
  • 術後の痛みが少なく、鎮痛薬の必要性が少ない。
  • 手術からの回復、日常生活への復帰が早い。
  • 神経を温存する手術の場合、神経損傷のリスクが低く、術後の尿失禁や性機能の回復が早い。

最新機種”da Vinci Xi サージカルシステム”の主な特長

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 富山大学附属病院が導入した最新機種”da Vinci Xi Surgical System”は以下のような特長があります。

  • ロボットアームが改良され、手術部位へ様々な角度からのアクセスが容易になりました。
  • 内視鏡カメラの画質と操作性が向上し、より広範囲な視野で手術を行うことが可能になりました。
  • レーザーを使ってロボットアームの挿入位置を正確かつ短時間で設定することが可能になりました。

 なお、富山大学附属病院では、術者が操作するコンソールを2台導入しており、手術の実施に影響されることなく、ダ・ヴィンチの操作について医師の教育・研修を行うことが可能です。

ダ・ヴィンチの機種の変遷

da Vinci (Standard) 1999〜

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da Vinci S System 2006〜

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da Vinci Si Surgical System 2009〜

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da Vinci Xi Surgical System 2015〜 ※富山大学附属病院に導入

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