2018年度より国により「がんゲノム医療」が正式に導入されました。これに伴い当院は「がんゲノム医療連携病院」として公表されております。
2019年9月19日に当院は厚生労働省より「がんゲノム医療拠点病院」に指定されました。全国34施設が指定され、富山県では当院が唯一となります。2019年11月から保険診療で本格始動してから、半年足らずで50例以上のがんゲノム検査を行っています。富山県や周辺医療施設とも連携し、富山県の「がんゲノム医療」発展のためにスタッフ一同、尽力してまいります。
がんゲノム医療では患者さんの罹患しているがんの性質を専門的に吟味したうえで、ゲノム情報をあらゆる角度から検討する必要があります。
大学病院である当院では、がんの専門家はもちろんのこと、遺伝医療の専門家、遺伝カウンセラー、がんゲノム医療コーディネーターといったがんゲノム医療で必須の人材を要しています。まだまだ克服が難しいがん診療ですが、ゲノム医療の取り組みを通して少しでも患者さんにお役に立てる医療を提供できるよう努力してまいります。
詳しいがんゲノム医療の内容については下記の「がんゲノム医療を希望される患者さんへ」をご覧ください。
●がんゲノム医療を希望される患者さんへ
各臓器別の専門診療科、遺伝子診療部と協力して、がんゲノム医療を支えます。
特定診療分野
乳がん先端治療・
乳房再建センター
膵臓・胆道センター
小児・AYA世代・妊孕性センター
ロボット手術センター
放射線治療センター
小児腫瘍センター
血液腫瘍センター
頭頸部腫瘍センター
胸部腫瘍センター
消化器腫瘍センター
泌尿器腫瘍センター
婦人科腫瘍センター
肉腫・希少がんセンター
遺伝性腫瘍センター
チーム医療 緩和ケアチーム irAEチーム 腫瘍循環器チーム 薬剤性肺炎チーム 経口抗がん薬対策チーム アピアランスケアチーム
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