トップ診療科・中央診療部のご案内

神経内科

高嶋 修太郎

【副科長】
診療教授 高嶋 修太郎


TEL(076)434-2281
FAX(076)434-5033
神経内科とは,どんな病気を扱う内科でしょうか?
神経内科は,脳や脊髄,神経,筋肉の病気を診る内科です.体を動かしたり,感じたりすることや,考えたり覚えたりすることが,うまくできなくなったときに,脳や神経の病気を疑います.症状としては,しびれめまい,うまく力がはいらない,歩きにくい,ふらつく,つっぱる,ひきつけ,むせ,しゃべりにくい,ものが二重にみえる,頭痛,かってに手足や体が動いてしまう,ものわすれ,意識障害など,たくさんあります.まず,全身を診ることができる神経内科でどこの病気であるかを見極めることが大切です.その上で,骨や関節の病気がしびれや麻痺の原因なら整形外科に,手術などが必要なときは脳神経外科に,精神的なものは精神科にご紹介します.また,感じることの中には見たり聞いたりする能力も含まれ,眼科や耳鼻科の病気の場合もあります.実際には,前述の症状の多くは脳や神経の病気であり,神経内科で診療します.
神経内科と他の科はどのように違うでしょうか?
よく神経内科はわかりにくいといわれます.科の名称が紛らわしいためと思いますが,特に間違えられやすいのが精神科,精神神経科,神経科,心療内科などです.これらの科は精神科の仲間で,おもに気分の変化(うつ病や躁病),精神的な問題を扱う科です.また,心療内科は精神的な問題がもとで体に異常をきたしたような病気を扱う科で,もともと内科のトレーニングを受けた先生が多いですが,一部精神科の先生方も心療内科として診療を行っています.
神経内科はこれらの科と異なり,精神的な問題からではなく,脳や脊髄,神経,筋肉に病気があり,体が不自由になる病気を扱います.まず,神経内科でどのような病気か診断し,手術が必要な病気の場合は脳神経外科にご紹介します.脳神経外科は外科ですので,基本的に手術などが必要な病気を扱います.脳腫瘍や脳動脈瘤などが脳神経外科でみる代表的な疾患です.
精神科の病気のほとんどが実際に病気の患者さまの脳を拝見しても異常を見つけられないのに対し,神経内科で扱う病気は脳をみるとなにかしら病気の証拠をみつけることができます.但し,中には精神科と神経内科どちらでも見る病気もあり,痴呆やてんかんなどはその代表的なものです.最近は痴呆も原因がわかりつつあり,脳の変化もよくわかってきています.
(日本神経学会のホームページより引用)

外来診療案内 平成26年 4月現在

曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
初診・再診 田口
吉田
高嶋
道具
道具
松田(第 2,4週)
高嶋
豊田(第 1,3,5週)
平野(第 2,4週)
田口
温井

診療スタッフのご紹介

職名 医師名 専門分野
副科長
(診療教授)
高嶋 修太郎 臨床神経学
脳血管障害
診療准教授 田口 芳治 臨床神経学
脳血管障害
診療講師 道具 伸浩 臨床神経学、脳血管障害
医員 温井 孝昌 臨床神経学
医員 小西 宏史 臨床神経学
医員 吉田 幸司 臨床神経学
医員 林  智宏 臨床神経学
医員 山本 真守 臨床神経学
診療指導医
(臨床准教授)
豊田 茂郎 臨床神経学
診療指導医
(臨床教授)
松田  博 臨床神経学
頭痛学
診療指導医
(臨床講師)
平野 恒治 臨床神経学

高度な医療または特徴的な医療

  • 脳梗塞に対する血栓溶解療法:
    当科では脳梗塞を発症された方で、病院への到着が発症2時間以内で、治療指針の基準に合う場合は、患者さんやご家族の同意の上で、組織型プラスミノーゲンアクチベータ(t-PA)を用いた経静脈的血栓溶解療法を行っています。この治療法は、脳血管を閉塞している血栓を溶かすもので、脳梗塞の根治的療法です。
    当科には、この治療法に習熟した日本脳卒中学会専門医が4名おり、この治療を行い劇的に症状が改善した方々を経験しています。片側の手足の脱力やしびれ、あるいは言葉が話せないなどの症状が急に生じた場合は、脳梗塞の可能性があり、すぐに当科を受診してください。経静脈的血栓溶解療法によって、これらの神経症状が速やかに良くなる可能性があります。

  • 心原性脳塞栓症の発症予防:
    当院第二内科と協力して、心房細動に起因する心原性脳塞栓症の予防法確立に向け、研究を進めています。

  • パーキンソン病に対する脳深部刺激療法:
    当院の脳神経外科と協力して、適応があれば脳深部刺激療法(DBS)を行っています。DBSによりパーキンソン症状が画期的に改善して、抗パ薬の投薬量の減少が可能になります。