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第一内科診療部門 消化器内科

杉山 敏郎

【診療科長】
教授 杉山 敏郎

峯村 正実

【副科長】
診療教授 峯村 正実


TEL(076)434-2281
FAX(076)434-5027
診療対象
消化管領域
食道胃逆流症(GERD)、逆流性食道炎、アカラシア、食道癌、機能性胃腸症(FD)、ヘリコバクター・ピロリ関連疾患、悪性貧血、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌、胃マルトリンパ腫、消化管間質腫瘍(GIST)、小腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群(IBS)、大腸癌、消化管ポリープ、消化管悪性リンパ腫,自己免疫関連消化管疾患など
肝・胆・膵臓領域
B型、C型慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝炎、脂肪肝、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変(PBC)、肝細胞癌、胆嚢ポリープ、胆石症、胆嚢炎、原発性硬化性胆肝炎(PSC)、胆管細胞癌、胆嚢癌、胆管癌、急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎(AIP)、膵癌、膵管内乳頭状粘液性腫瘍(IPMN)など
当科の特徴および診療内容
消化器内科では、食道から胃、小腸、大腸におよぶ消化管と、肝臓、胆嚢、膵臓などを含むすべての消化器疾患の最新診療を行っております。対象とする臓器が多く疾患も多岐にわたり、良性疾患(消化性潰瘍)、難治性疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病、慢性肝炎など)から、胃癌、大腸癌、肝臓癌などの悪性疾患の診断・治療に、経験豊富な診療スタッフを揃え、最先端で質の高い医療を実施しております。消化器悪性腫瘍は頻度が高く、早期の消化器癌に対しては内視鏡下での非外科的切除術を行ない、患者さんに優しい医療を行います。一方、切除不能の進行癌に対してもがん化学療法専門施設で十分にトレーニングを積んだ腫瘍内科専門スタッフを揃え、標準的治療のみならず、最新のがん化学療法(抗癌剤と分子標的薬剤)を行っております。地域のがん拠点病院として、最先端の先進医療を導入、患者さん、ご家族の希望に添った最良、最高の医療を提供いたします。

外来診療案内 平成27年 4月現在

曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
胃腸
(初診・再診)
杉山
三浦
三原
南條
細川
藤浪
安藤
吉田
杉山
細川
藤浪
三浦
三原
南條
加藤 梶浦
肝・胆・膵
(初診・再診)
高原
峯村
安村(輸血・細胞治療部)
河合(再診) 高原
峯村
田尻
高原 高原

診療スタッフのご紹介

職名 医師名 専門分野
診療科長
(教授)
杉山 敏郎 胃腸・腫瘍内科
准教授
高原 照美 肝・胆・膵
副科長
(診療教授)
峯村 正実 肝・胆・膵
診療教授
(輸血・細胞治療部)
安村  敏 肝・胆・膵
診療教授 細川  歩 胃腸・腫瘍内科
准教授(光学医療診療部) 藤浪  斗 胃腸
臨床教授 加藤 智恵子 胃腸
助教(臨床准教授) 三浦 慶昭 胃腸・胆・膵
助教(診療講師) 田尻 和人 肝・胆・膵
助教(診療講師) 安藤 孝将 胃腸・腫瘍内科
特命助教(臨床腫瘍部 梶浦 新也 胃腸・腫瘍内科
診療助手 三原  弘 胃腸
診療助手 南條 宗八 胃腸
医員 河合 健吾 肝・胆・膵
医員 吉田 啓紀 胃腸・腫瘍内科

高度な医療または特徴的な医療

消化管(食道・胃・小腸・大腸)領域

  • ・難治性逆流性食道炎の病態の解析、原因に基づいた先進的な治療
  • ・胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃マルトリンパ腫のピロリ菌除菌による治療、ピロリ菌除菌後の胃がん発症高危険群を予測する分子マーカーの導入
  • ・小腸病変のダブルバルーン内視鏡やカプセル内視鏡による診断と治療
    実績・状況
    胃潰瘍・十二指腸潰瘍のピロリ菌除菌治療は一見、簡単に見えますが、画一的な除菌はCAM耐性菌の急増(我が国のピロリ菌の30%は耐性)を誘導し、「上手な除菌治療」が求められます。ピロリ菌除菌後にも3分の1以下には低下するものの胃がんを発症するため、高危険群絞り込みに有用な分子マーカーが望まれ、当科を中心として厚生労働省の前向き臨床試験が進行中です。これまで胃全摘が主流であった胃マルトリンパ腫も除菌により改善しますが、ここでも「上手な除菌」、消化管リンパ腫の集学的治療が必要であり、この領域でも最先端で、最良の治療を提供しております。また当科は富山県内では最も早くダブルバルーン内視鏡やカプセル内視鏡を導入し、今まで内視鏡で観察が困難で『暗黒の臓器』と言われていた小腸疾患の診断と治療を行っています。小腸は、これまで病気が少ないとされておりましたが、薬剤関連小腸病変は予想以上に多く、また本検査は消化管出血の出血源の同定や腫瘍の診断にも有用で、関連病院からの多くの紹介を受けております。

  • ・難治性潰瘍性大腸炎に対する除菌治療やクローン病の分子標的治療
    実績・状況
    潰瘍性大腸炎、クローン病治療の進歩は著しく、従来型の患者さんのQOLを考慮しない治療法は過去ものであり、世界標準はQOLの向上はもちろん、粘膜炎症制御を目標とした新しい治療法、原因治療に明らかに軸足が移ってきております。難治性の潰瘍性大腸炎に対して先駆的な除菌療法を施行し、関連病院から多くの紹介を受け、治療効果を挙げています。潰瘍性大腸炎の除菌療法も厚生労働省臨床試験が進行中です。また、病態を十分考慮しながらインフリキシマブなどの分子標的薬剤を導入し、難治性潰瘍性大腸炎やクローン病の治療を行っております。

  • ・消化管間質腫瘍(GIST)の分子標的治療
    実績・状況
    当科は我が国でもトップクラスの消化管間質腫瘍の内科的治療実績があり、世界を網羅したグローバル臨床治験にも参加し、当科教授は以下の薬剤開発のアドバイザリーコミッティーでもあり、最新情報も瞬時に入手でき、患者さんに提供しております。イマチニブを用いた上手な内科的分子標的治療に熟知しており、富山県、石川県、信越地域の病院から紹介された多数の患者さんの治療にあたっております。イマチニブ耐性例にも早くからスニチニブやレゴラフェニブを使用、著しい生存期間の延長が期待できます。さらに新規耐性克服薬の臨床治験、新規耐性克服薬の開発も進めております。これらは経口薬であり、多くの患者さんは通常の日常生活を送りながら治療を受けられております。また、当科教授は北陸・信越地区GIST患者会のアドバイザーでもあります。

  • ・消化器癌の放射線化学療法や分子標的薬剤を用いた集学的治療
    実績・状況
    食道癌に対する放射線化学療法を積極的に施行し、放射線化学療法単独あるいは手術との併用によって良好な治療成績を上げております。進行大腸癌に対しては、北陸地域で最初に分子標的薬剤(ベバシズマブ)を併用した化学療法を導入し(現在は保険診療として収載)、また難治例に対しては新規分子標的薬剤(セツキシマブやパニツムマブ)を積極的に使用し、患者さんのニーズに応じた最大限の治療を提供しています。

  • ・消化器癌の内視鏡を用いた治療(内視鏡的粘膜切除術、内視鏡的粘膜下層剥離術)
    実績・状況
    粘膜内にとどまる食道癌、胃癌、大腸癌に対して積極的に内視鏡的切除術を施行し、良好な成績を上げています。

肝領域

  • ・ラジオ波焼灼療法(RFA)による肝細胞癌の内科的治療
    実績・状況
    ラジオ波焼灼療法実績数では富山県内でトップクラスの治療数があり、肝臓癌の内科治療では、高い評価を受けています。

  • ・肝動脈化学塞栓術(TACE)・肝持続動注療法ならびに放射線療法、分子標的治療を組み合わせた集学的治療
    実績・状況
    年間100例程度の肝動脈化学塞栓術を施行しており、進行した肝細胞癌患者さんに対しても肝持続動注療法や放射線療法(門脈腫瘍塞栓症例)を併用する集学的な治療により、一定の治療成績を上げています。

  • ・原発性胆汁性肝硬変(PBC)に対するリンパ球除去療法
  • ・生体部分肝移植の術前適応評価と術後の追跡
  • ・劇症肝炎に対する血漿交換などを含む集学的治療と移植適応の評価

胆・膵領域

  • ・胆・膵領域の悪性腫瘍に対する放射線化学療法などの集学的治療
    実績・状況
    国立がんセンターやJCOGによる臨床治験にも参加し、全国レベルの膵臓癌や胆管癌の先進的な治療を取り入れた治療を行っています。

  • ・高齢者の胆道閉塞におけるメタリックステント治療によるQOL向上