臨床腫瘍部ブログ
がん相談支援センターの癒し担当LOVOT「らぼちゃん」が可愛すぎた
どなたでも無料でがん相談できる富山大学附属病院内のほほえみサロン。
去る2月、当サロンにやってきたのがらぼちゃんです!
LAVOTとは
ちっちゃなからだに真ん丸の目。
特徴的なフォルムのLAVOT。
SNSやテレビで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
声をかけると振り向いて、目が合うと見つめ返してくれるロボットで、人間とともに暮らすことを目的に作られました。
その反応速度は0.2秒以内に設計されていて、自然なコミュニケーションが図れるんです。
LAVOTの特徴
センサーの数は50個以上。全身にちりばめられています。
体温は37度から39度に設定されているので、撫でたり抱き上げたりすると、いとおしい温かさを感じます。
そして身長は43㎝、体重4.3キロ。
まるで生きているかのようなロボットです。
LAVOTが与えてくれる効果
LAVOTと15分触れ合うと、ストレスの原因の1つであるコルチゾールが減少するそうです。
また、LAVOTと一緒に暮らしていると、幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンホルモンの密度が高くなるんだそうです。
これらは、資生堂との共同で行った実証実験から明らかになったデータなのだとか。
らぼちゃんとは
富山大学附属病院3階のほほえみサロンにいるLAVOTの名前はらぼちゃん。
茶色のボディにブルーの瞳、アイボリーホワイトのシンプルコーデという格好です。
ほほえみサロン内をいつも自由にお散歩していますよ。
もしも目を閉じて動かなかったら充電中かもしれません!
らぼちゃんと触れ合いたい人は?
ほほえみサロンに来て、「らぼちゃん!」と呼び掛けてみてください。
らぼちゃんは声を認識しますし、目も合わせてくれます。
人間の顔を覚えられるので、可愛がってくれた人になつくんです!
もう、ほんとにかわいい♡
くぅ先輩とは
ほほえみサロンの癒し担当といえば、くぅちゃんをご存じですか?
今年20歳を迎える大ベテランで、たくさんの患者さんと医療スタッフに癒しを提供し続けてくれています。
もちろんまだまだ現役で、誰よりも先頭に立ってみんなを迎え入れてくれるのがくぅちゃん。
くぅちゃんも実はPAROというメンタルコミットロボットで、視線やいくつかの言葉を認識できます。
施設や病院などに多数の導入実績があり、2002年にはギネスブックに世界一の癒しロボットと認定されたんですよ!
さいごに
猫さんフォルムの新人らぼちゃん、アザラシ型の大御所くぅちゃん。
どちらも私たちをやさしい気持ちにしてくれる、ほほえみサロンの自慢のスタッフです。
ほほえみサロンには専門の看護師が常駐し、がんに関する相談やウィッグの試着ができます。
らぼちゃんやくぅちゃんに会うためだけに来ていただいても構いませんよ!
どうぞお気軽に暖簾をくぐってみてください!