令和元年度 富山大学 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 980 415 361 537 799 1254 2451 3578 1670 196
入院時の年齢より、自院の一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)患者数を表示しています。
令和元年度における全退院患者数は13,294人であり、うち一般病棟退院患者数は13,045人でした。前年度より病院全体では474人増加、一般病棟は473人増加しています。
少子高齢化の時代と言われており、60歳以上の患者さんの割合は64.5%(前年度比0.5%増)となっています。NICU,GCUを有する本院は9歳以下の患者さんの割合は8.0%(前年度比0.6%増)となっています。

また年代別の割合では、70代が増えています。
70代の患者さんの割合は、29.2%(前年度比1.8%増)となっており、診断郡分類では、次のものが上位を占めています。
・白内障、水晶体の疾患   10.2%(前年度比 ±0%)
・肺の悪性腫瘍          7.2%(前年度比 1.1%減)
・膵臓,脾臓の腫瘍       6.0%(前年度比 1.5%増)
・狭心症,慢性虚血性疾患 3.8%(前年度比 1.1%減)
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
糖尿病代謝・内分泌内科、免疫膠原病内科、呼吸器内科 【第一内科診療部門】
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 112 2.76 3.34 0.00 71.98
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 69 8.52 9.59 0.00 71.26
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 66 21.64 18.84 4.55 68.80
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 58 13.05 15.48 3.45 56.24
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 33 12.70 13.72 0.00 62.18
糖尿病代謝・内分泌内科、免疫・膠原病内科、呼吸器内科によって、第一内科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。
循環器内科、腎・高血圧内科【第二内科診療部門】
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 128 4.71 4.40 2.34 72.45
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 107 8.25 5.02 0.00 61.13
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 106 3.27 3.01 0.00 70.95
050080xx99100x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 63 6.92 5.69 3.17 75.92
050080xx97010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 44 16.66 19.05 6.82 85.68
循環器内科、腎・高血圧内科によって、第二内科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。
消化器内科、血液内科【 第三内科診療部門】
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx0300xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 75 6.44 8.03 0.00 73.08
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 71 6.15 9.79 4.23 71.93
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 70 5.99 8.27 0.00 73.46
06007xxx9910xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 69 2.42 4.80 0.00 68.09
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 59 22.39 15.79 0.00 69.36
消化器内科、血液内科によって、第三内科診療部門は構成されています。血液内科については令和2年2月までの実績を示しています。
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080190xxxxxxxx 脱毛症 52 2.92 3.44 0.00 39.54
080140xxxxx2xx 炎症性角化症 手術・処置等2 2あり 36 1.00 2.68 0.00 57.86
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 30 5.93 7.90 0.00 75.47
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術・処置等1 なし 23 12.48 10.81 0.00 66.61
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 23 7.70 12.55 0.00 59.13
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

皮膚科では皮膚疾患および皮膚症状をきたす内科的疾患、外科的疾患に対して、診療が提供できる体制を整えています。
小児総合内科、小児循環器内科、小児発達神経科【小児科診療部門】
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 58 3.47 4.18 0.00 9.41
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 なし 50 1.38 2.48 0.00 10.10
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 あり 49 1.14 2.15 0.00 4.90
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 33 6.67 6.17 6.06 0.00
14031xx004x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 経皮的肺動脈形成術等 手術・処置等2 なし 31 3.71 5.87 0.00 6.97
小児総合内科、小児循環器内科、小児発達神経科によって、小児科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

小児総合診療部門では先天性心疾患、極低出生体重児の管理、負荷試験を必要とする重篤なアレルギー疾患、基礎疾患を有する児へ呼吸器感染症、脳炎・脳症など重篤な中枢神経系疾患等に対して入院管理の受け入れを行っています。また手術を必要とする先天性心疾患や新生児仮死児へも対応しています。他院から専門性の高い疾患、集学的治療の必要な児を受け入れ、高度急性期、急性期、回復期と慢性期など、地域医療からの要請に対応しています。
心臓血管外科、小児循環器外科、呼吸器一般外科【第一外科診療部門】
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 113 8.88 11.51 0.88 69.35
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 41 24.49 22.71 9.76 67.95
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 38 24.21 23.77 23.68 69.61
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 27 29.30 27.88 48.15 68.67
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 9.76 10.80 4.00 73.48
心臓血管外科、小児循環器外科、呼吸器一般外科によって、第一外科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

第1外科診療部門では、成人心臓血管外科、小児心臓外科、呼吸器一般外科を担当し、年間750例前後の手術を行っています。年々高齢化していく成人例にはできるだけ身体にやさしい低侵襲手術(人工心肺装置を用いない、オフポンプ冠動脈バイパス、ステントグラフト等の血管内治療、完全鏡視下呼吸器外科手術)を推進し、年々低年齢化していく小児例にはできるだけ遺残病変を残さない丁寧な手術、丁寧な周術期管理を心掛けています。
消化器外科、乳腺科・内分泌外科、小児外科【 第二外科診療部門】
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx010x0x 膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 66 34.92 25.77 1.52 67.05
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2 なし 51 8.92 10.34 1.96 65.29
06007xxx97x50x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 50 14.28 21.63 2.00 68.84
06007xxx99050x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 44 3.43 9.47 0.00 59.73
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 42 12.48 12.83 9.52 66.74
消化器外科、乳腺科・内分泌外科、小児外科によって、第二外科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

消化器外科、乳腺科・内分泌外科、小児外科部門の各領域で手術を中心とした治療を行っています。
特に、膵臓がんは、胆道・膵臓センターとも協力し、手術のみならず、がん薬物療法を中心とした集学的治療を行っています。
脳神経外科、脳血管内治療科【脳神経外科診療部門】
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010070xx01x20x 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 44 23.02 18.95 15.91 56.52
010030xx03x00x 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 41 12.27 9.24 0.00 60.32
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 41 3.29 3.01 0.00 60.12
010070xx9912xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 2あり 34 5.97 5.11 5.88 48.32
010010xx01x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 29.46 21.14 21.43 56.25
脳神経外科、脳血管内治療科によって、脳神経外科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

当科では脳血管障害、脳腫瘍、小児奇形、脊髄疾患等、広範な領域の診療を行っています。1番目の脳血管障害は主にもやもや病に対する脳血行再建術や動脈硬化性疾患に対する脳血行再建術、脳血管内手術が該当します。2番目は未破裂脳動脈瘤に対する脳血管内手術(脳動脈瘤コイル塞栓術)が該当します。3番目の未破裂脳動脈瘤は主に脳血管撮影目的の検査入院です。4番目の脳血管障害はもやもや病、頚部内頚動脈狭窄症や脳梗塞、脳出血等に対する保存的治療、脳血管撮影や脳血流SPECT等の検査が、5番目の脳腫瘍は、良性腫瘍摘出手術と悪性腫瘍に対する摘出手術、放射線、化学療法が該当します。それぞれの分野の専門医を配置し、高度な医療を提供しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070180xx97xxxx 脊椎変形 手術あり 41 21.85 22.78 14.63 26.56
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし 40 20.40 20.93 25.00 71.85
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 39 20.15 23.56 7.69 75.33
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等1 なし 32 20.75 20.26 34.38 71.16
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 28 19.61 16.54 7.14 73.93
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

整形外科では、脊椎外科、関節外科、骨軟部腫瘍外科、手の外科など整形外科領域を全て網羅できる様にしています。これらに係る1入院あたりの平均在院日数は、概ね全国平均と同等または短くなっています。
産科婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 105 3.90 6.17 0.00 0.00
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 69 13.84 9.66 0.00 32.32
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 46 4.11 4.58 0.00 60.26
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2 なし 44 21.75 19.06 4.55 31.07
12002xxx99x50x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 36 4.44 4.54 0.00 52.08
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 851 3.07 2.78 0.12 74.31
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 239 5.13 7.53 0.00 69.31
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 162 7.86 9.33 0.00 57.40
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 124 4.19 6.71 0.00 68.57
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり 97 3.00 3.17 0.00 31.86
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

当科では安心で安全な手術の実施に努力しています。また予定通りの日程で入退院できるように配慮しています。白内障手術については、今後、患者さんの希望に応じて短縮した入院期間での手術も予定していきます。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 43 7.37 6.80 0.00 54.16
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 39 6.92 5.01 0.00 54.44
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 34 8.29 7.80 0.00 23.97
030428xxxxxxxx 突発性難聴 30 8.77 8.93 0.00 53.50
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 25 6.44 7.24 0.00 58.08
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

耳鼻咽喉科では中耳炎、難聴、めまい、顔面神経麻痺、蓄膿症、花粉症、扁桃炎、嗄声、いびきという一般的な耳鼻咽喉科領域の疾患の他、頭頸部領域の腫瘍性疾患、嚥下障害、構音障害に対する治療を積極的に行っています。特に、めまいについては、先端めまいセンターにて、精密平衡機能検査を施行することでめまいの原因を調べ、適切な治療に役立てています。主に取り扱った診断群の件数のTOP5は表のとおりです。また、大学病院の特色を生かして脳神経外科、眼科、口腔外科などと緊密に連携しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし 72 2.64 2.49 0.00 67.74
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 45 9.36 11.14 0.00 66.20
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 35 11.34 12.18 0.00 67.51
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 21 10.24 10.65 0.00 66.71
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 20 10.35 10.84 0.00 70.10
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

当科では、尿路性器悪性腫瘍に対する、手術、薬物療法を中心に診療を行っています。
和漢診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア2 - - 15.17 - -
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 15.48 - -
070560xx99x2xx 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 2あり - - 20.42 - -
130030xx99x1xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 1あり - - 20.80 - -
- - - - - - -
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

和漢診療科では、多岐にわたる疾患の検査・治療をしています。取り扱った診断群の件数TOP5は表のとおりです。他の診療科と連携しながら、当科ならではの漢方薬を用いた治療を含む診療を行っています。

※患者数が10未満の症例に関しては、―(ハイフン)で表示しています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 38 10.03 15.90 0.00 62.89
010090xxxxx00x 多発性硬化症 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 21 17.38 14.46 4.76 43.81
010155xxxxx00x 運動ニューロン疾患等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 18 12.83 13.70 5.56 61.11
010155xxxxx20x 運動ニューロン疾患等 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 14 21.64 16.39 0.00 69.93
010110xxxxx00x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13 10.54 11.32 0.00 55.46
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

CIDP(chronic inflammatory demyelinating polyneuropathy: 慢性炎症性脱髄性多発神経炎)や多発性硬化症・視神経脊髄炎、自己免疫性脳炎など免疫性神経疾患の患者さんが比較的多く、その他、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン症候群などの神経変性疾患から脳卒中、てんかんまで幅広い診療を心がけています。
総合診療部
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 20.84 - -
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし - - 12.58 - -
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 9.13 - -
0400801499x013 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア3 - - 19.72 - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - 9.96 - -
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

※患者数が10未満の症例に関しては、―(ハイフン)で表示しています。
感染症科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし - - 19.29 - -
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし - - 12.58 - -
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 20.84 - -
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2 なし - - 23.38 - -
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 2あり - - 33.26 - -
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

感染症科は、敗血症ショックなどの重症例、難治例を含めた、あらゆる感染症に対して専門医が中心となり24時間365日体制で診療しています。輸入感染症・渡航者外来(ワクチン)などにも積極的に対応しています。

※患者数が10未満の症例に関しては、-(ハイフン)で表示しています。

臨床腫瘍部
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 24 4.00 3.34 0.00 69.83
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 23 9.78 9.59 0.00 71.61
040040xx97x4xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 4あり - - 23.13 - -
040040xx97x5xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 5あり - - 36.52 - -
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 14.62 - -
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

※患者数が10未満の症例に関しては、-(ハイフン)で表示しています。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 9.00 3.52 0.00 48.47
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 9.67 - -
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.10 - -
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 9.13 - -
160450xx99x00x 肺・胸部気管・気管支損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 9.07 - -
患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

※患者数が10未満の症例に関しては、-(ハイフン)で表示しています。
形成再建外科・美容外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 6.48 - -
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし - - 3.10 - -
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし - - 6.10 - -
090010xx97x2xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 2あり - - 35.25 - -
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 3.94 - -
形成再建外科・美容外科は令和2年1月に新設された診療科です。

患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

形成外科では主に、顔面、四肢、体幹における形態、大きさ、色調の異常を対象疾患としています。対象疾患は多岐に渡りますが、主に外科系の他診療科と連携し、専門的な技術を駆使して、患者さんのQOL(Quality Of Life:生活の質)向上を目指しています。
最も多い症例は、乳がん術後の乳房再建であり、それ以外も乳房再建に関連した治療を多く行っています。

※患者数が10未満の症例に関しては、‐(ハイフン)で表示しています。
血液内科【 第三内科診療部門】
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし - - 15.79 - -
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし - - 31.30 - -
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり - - 39.36 - -
130020xx97x3xx ホジキン病 手術あり 手術・処置等2 3あり - - 29.73 - -
130030xx97x2xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 2あり - - 51.29 - -
血液内科は、第三内科診療部門の中の一つです。ここでは令和2年3月のみの実績を示しています。

患者数の多い順に上位5つのDPC14桁分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、平均在院日数(自院)、平均在院日数(全国)、転院率、平均年齢を表示しています。

※患者数が10未満の症例に関しては、‐(ハイフン)で表示しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 113 15 15 55 - 33 1 8,7,6
大腸癌 28 13 43 39 15 37 1 8,7,6
乳癌 34 23 - - 20 - 1 8,7
肺癌 128 34 91 123 19 129 1 8,7
肝癌 17 30 16 10 14 95 1 8,7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大がんと呼ばれる、胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんについて、初発患者はUICCのTNMから示される病期分類による退院患者を、再発患者(再発部位によらない)は期間内の実患者数を表示しています。
患者数は、のべ患者数となっており、例えば初発の治療期間内に入退院を繰り返す場合は、入院の都度1件として集計しています。再発の場合も同じように集計しています。

【初発・再発とは】
初発とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
再発とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者さんを診療した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。

【UICCのTNMとは】
がんの進行度を分類する方法として、国際対がん連合(UICC)により制定された病期(ステージ)分類方法です。原発がんの大きさ・拡がり・深さ(T)、原発がんの所属リンパ節への転移状況(N)、他の臓器への遠隔転移の有無(M)の要素によって、各がんをⅠ~Ⅳ期の病期(ステージ)に分類するものです。


※患者数が10未満の症例に関しては、-(ハイフン)で表示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 14 9.36 53.71
中等症 51 15.51 71.65
重症 13 20.46 80.23
超重症 - - -
不明 - - -
成人の市中肺炎について、成人肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)の重症度分類(A-DROPスコア)を用い、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を表示しています。

※患者数が10未満に関しては、-(ハイフン)で表示しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 74 23.35 71.86 47.67
その他 12 17.67 77.08 2.33
脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を表示しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科、腎・高血圧内科【第二内科診療部門】
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 112 3.22 3.96 6.25 72.98
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 89 4.26 4.43 1.12 63.94
K555-22 経カテーテル大動脈弁置換術(経皮的大動脈弁置換術) 55 5.95 10.95 10.91 85.82
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 45 1.84 1.87 2.22 71.13
K610-3 内シャント設置術 26 13.73 15.81 30.77 75.81
循環器内科、腎・高血圧内科によって第二内科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。
消化器内科、血液内科【 第三内科診療部門】
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 76 1.86 6.88 6.58 72.88
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 70 0.10 4.99 0.00 73.60
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 47 8.26 19.49 0.00 66.53
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 44 0.95 3.91 0.00 65.32
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超える)(その他) 41 1.05 4.37 0.00 73.00
消化器内科、血液内科によって、第三内科診療部門は構成されています。血液内科については令和2年2月までの実績を示しています。

患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 28 0.32 3.36 0.00 74.46
K0134 分層植皮術(200cm2以上) - - - - -
K013-21 全層植皮術(25cm2未満) - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) - - - - -
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

皮膚悪性腫瘍に対しては、病気の診断から手術、化学療法・放射線治療まで皮膚科医が⼀貫して携わっています。

※患者数が10未満の症例に関しては、-(ハイフン)で表示しています。
小児総合内科、小児循環器内科、小児発達神経科【小児科診療部門】
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K570-3 経皮的肺動脈形成術 32 1.63 2.56 0.00 4.91
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 26 0.00 72.46 23.08 0.00
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 22 0.00 25.14 9.09 0.00
K563 肺動脈絞扼術 - - - - -
K5622 動脈管開存症手術(動脈管開存閉鎖術(直視下)) - - - - -
小児総合内科、小児循環器内科、小児発達神経科によって、小児科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

手術を必要とする先天性心疾患、中枢神経系の外科疾患、先天的な腹部外科疾患、新生児仮死児など専門性の高い疾患、集学的治療の必要な児を院内や他院から受け入れ、高度急性期、急性期、回復期と慢性期など、地域医療からの要請に対応しています。

※患者数が10未満の症例に関しては、―(ハイフン)で表示しています。

心臓血管外科、小児循環器外科、呼吸器一般外科【第一外科診療部門】
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 75 2.03 6.28 1.33 70.01
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 48 7.15 18.92 12.50 68.58
K5551 弁置換術(1弁) 41 7.78 18.27 26.83 68.34
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 26 2.08 5.42 0.00 68.31
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 19 0.16 1.00 0.00 63.05
心臓血管外科、小児循環器外科、呼吸器一般外科によって、第一外科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

第1外科診療部門では、成人心臓血管外科、小児心臓外科、呼吸器一般外科を担当し、年間750例前後の手術を行っています。年々高齢化していく成人例にはできるだけ身体にやさしい低侵襲手術(人工心肺装置を用いない、オフポンプ冠動脈バイパス、ステントグラフト等の血管内治療、完全鏡視下呼吸器外科手術)を推進し、年々低年齢化していく小児例にはできるだけ遺残病変を残さない丁寧な手術、丁寧な周術期管理を心掛けています。
消化器外科、乳腺科・内分泌外科、小児外科【 第二外科診療部門】
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 64 1.14 4.28 0.00 61.38
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 47 3.00 11.51 8.51 73.00
K636-3 腹腔鏡下試験開腹術 43 2.40 6.98 0.00 68.72
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 33 1.00 6.67 0.00 65.48
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 32 2.50 9.91 3.13 68.81
消化器外科、乳腺科・内分泌外科、小児外科によって、第二外科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

消化器外科領域を中心に複数の疾患で、腹腔鏡を用いた低侵襲手術を積極的に行っています。
食道がん、直腸がんや膵臓分野では、ロボット支援下手術も行っています。
乳腺科では、乳房再建手術にも積極的に取り組んでおり、全国でも数少ない自家組織再建を行うことができます。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 54 8.09 32.43 31.48 56.35
K1781 脳血管内手術(1箇所) 31 2.90 20.06 35.48 63.32
K1783 脳血管内手術(脳血管内ステント) 25 2.16 12.36 4.00 61.84
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈) 23 7.22 25.04 26.09 41.87
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 20 2.75 28.90 30.00 63.10
脳神経外科、脳血管内治療科によって、脳神経外科診療部門は構成されています。
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

頭蓋内良性・悪性腫瘍に対する摘出術、脳動脈瘤塞栓術等の脳血管内手術、もやもや病に対する脳血行再建手術(バイパス手術)、脳動脈瘤頚部クリッピング術を多く行っております。その他様々な領域の手術を行っており、全体の手術件数は年間400件を超えています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 65 1.74 19.78 12.31 70.88
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 48 2.71 22.58 35.42 68.79
K142-21 脊椎側彎症手術(固定術) 35 2.03 17.77 17.14 24.66
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定) 35 3.06 21.37 60.00 72.26
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 31 3.45 16.10 12.90 71.81
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

整形外科では、脊椎外科、関節外科、骨軟部腫瘍外科、手の外科など整形外科領域を全て網羅できる様にしています。年間900例前後の手術を行っています。科内の総合カンファフェンスによって、症例に応じ最適な治療を行えるように心掛けています。
産科婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 78 13.56 6.94 0.00 33.37
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 63 12.57 7.38 0.00 32.71
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 30 1.17 4.10 0.00 39.53
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 26 1.08 5.19 0.00 48.12
K867 子宮頸部(腟部)切除術 20 0.75 1.00 0.00 40.35
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 778 1.00 1.01 0.00 74.65
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 401 1.10 3.63 0.25 65.52
K2685 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートあり) 85 1.09 2.68 0.00 69.11
K2683 緑内障手術(濾過手術) 67 0.99 5.12 0.00 68.67
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 57 1.05 1.16 0.00 67.70
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

眼科ではほぼすべての予定手術でクリニカルパスを用いています。また緊急手術にも随時対応しています。すべての眼科手術を適切に行えるよう努力しています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) 33 1.18 3.45 0.00 63.39
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 30 1.00 5.07 0.00 62.37
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 30 1.00 7.27 0.00 28.83
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 30 1.00 5.20 0.00 56.60
K204 涙嚢鼻腔吻合術 24 1.00 4.96 0.00 68.25
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

耳鼻咽喉科では、喉頭癌等の治療に対して直達鏡下の喉頭腫瘍摘出術を採用しています。ナビゲーションシステムを用いた安全な内視鏡下鼻副鼻腔手術を行っています。さらに、涙嚢鼻腔吻合術では、内視鏡下に鼻腔から手術を行っており、顔面皮膚に切開を加える必要がありません。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 81 2.36 6.54 0.00 73.51
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 35 1.17 9.17 0.00 67.51
K773-5 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 33 1.30 6.39 0.00 64.06
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 27 0.48 3.26 3.70 66.30
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 26 2.58 8.19 0.00 73.19
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

悪性腫瘍(腎、膀胱、前立腺)に関するものはロボット支援手術を行っています。
形成再建外科・美容外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0171 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付き)(乳房再建術) 10 1.00 8.60 0.00 48.20
K476-2 再建乳房乳頭形成術 - - - - -
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) - - - - -
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) - - - - -
K0153 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(100cm2以上) - - - - -
患者数の多い順に上位5つの術式について、Kコード、手術名称、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を表示しています。

形成外科では、マイクロサージャリーという微小血管や神経を、顕微鏡で見ながら吻合する特殊な治療を多く行っています。乳がん術後の乳房再建では、下腹部や、大腿部、殿部などから皮膚や皮下脂肪を血管付きで採取して再建します。その結果、患者さんは温かくて柔らかい乳房を取り戻すことができます。また再建した乳房には、二期的に乳頭乳輪を再建して、完成を目指します。

※患者数が10未満の症例に関しては、‐(ハイフン)で表示しています。     
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 32 0.26
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 13 0.11
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 74 0.60
異なる - -
敗血症(MDC6:180010)、播種性血管内凝固(MDC6:130100)、手術・術後の合併症(MDC6:180040)、その他の真菌症
(MDC6:180035)について、入院契機病名(MDC6)の同一性の有無を区別して患者数と発症率を表示しています。
処置・手術などの合併症としては、術後創部感染や透析シャント閉塞、眼内レンズ脱臼などが多く、ほとんどがDPC病名と入院契機病名が同一である症例でした。

※10未満の症例数に関しては、-(ハイフン)で表示しています。
更新履歴
2020年9月30日
「令和元年度 病院情報の公表」を公開いたしました。