臨床研究管理センターについて

センター長・教授挨拶

臨床研究管理センター長(教授)挨拶

センター長・教授
中條 大輔

2024年4月1日付でセンター長を拝命しました中條と申します。 私は2019年3月に国立国際医療研究センター糖尿病内分泌代謝科より赴任し、 前任地での糖尿病に関する様々な臨床研究(特定臨床研究、多施設データベース研究、再生医療等に関わる臨床試験など)の経験を活かして、 富山大学における臨床研究実施・支援体制の構築を行って参りました。 具体的には、臨床研究支援のための人材配置、電子的データ登録システム(EDC)の構築を含むデータセンターの設置、 特定臨床研究等の高度な臨床研究の実施・支援、製薬企業との共同研究開発における臨床薬理試験の実施などが挙げられます。 さらには研究シーズを臨床応用に導くための「創薬・ヘルスケア事業」も推進しており、今後の発展が期待されています。 また、若手医師・研究者が気軽に研究を立ち上げ、業績を挙げられるような垣根のない情報共有・研究支援も続けていきたいと思っています。 これらの取組みには当センターのスタッフ全員の力が不可欠であり、県内外の医療機関や製薬企業との連携も益々重要になって参ります。 富山大学の特色ある医療分野や医療技術を活かした活発な臨床研究のアウトプットを推進し、 北陸の医療の発展に貢献できるよう邁進していく所存ですので、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

副センター長 特命教授挨拶

副センター長・特命教授
寺元 剛

臨床研究をとりまく環境が変化を続けていることはご承知の通りです。 富山大学でも、私が着任した2019年当時、富山大学での臨床研究の品質向上と活性化を主たる目的として活動いたしておりましたが、 2024年現在、いかに医薬研究を社会に還元できるかという課題が明確に打ち出されております。 臨床研究の分野において医薬開発を伴う研究活動、ますますアカデミアの業績が注目されてきているように感じております。 一方で、臨床研究に関連する複雑な規制環境は臨床研究の活性化を阻む要因であることも事実です。
是非、研究者の皆様とともに富山大学での特色ある生命科学研究の促進とともに、 医薬産業の活性化に向け力を尽くしてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。