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プログラム概要

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  • [プログラム概要] 到達目標・成果

到達目標

本プログラムでは、周産母子センター(NICU,GCU)の診療を担当する産科専門医、新生児専門医、及び疾病を有する患児治療を担当する小児外科(循環器、消化器、脳神経外科)専門医を養成します。

到達目標

5年間で8名の周産期医療専門医と、毎年4~5名の周産期医療実践・支援人材の輩出

 各医師は、3-4年間の研修の後、小児科、産婦人科、外科、脳神経外科などの臨床実績を経て、その後各診療部門におけるサブスペシャリティーとしての周産期専門医(母体・胎児、新生児)、小児外科専門医資格を、本院が行っている「大学病院連携型高度医療人養成推進事業」に参加し習得します。プログラム開始3-4年を目処に最初の専門医資格習得者を出し、その後継続的な人材育成により、年2名、計8名の周産期医療専門医を育成します。あわせて関連診療科よりの短期基本コース研修者を育成することにより、年間4-5名の周産期医療を実践し、支援できる人材を輩出します。
 また、周産期医療を担う女性医師への復帰支援策として、女性医師支援室を設けるとともに、育児短時間勤務制度及びベビーシッタープーリングシステム等を構築し勤務環境を改善します。

プログラム成果

 本プログラムにより、周産期医療を担う人材が輩出され、大学のみならず地域周産期医療機関にも人材を供給することになり、地域周産期医療の環境が改善し、富山県における新生児死亡率の低下につなげることが可能となります。
 更に、産科医師、新生児科医師と外科系新生児治療に関連する複数の診療科医師が、診療の場を共有する人材育成を実施することで、良質で安全性に優れた総合的周産期医療が実現できます。
 具体的には、以下のような成果を目指します。

  • 周産期専任医師養成コースにより、高度の新生児医療をマスターした医師を養成することが可能となる
    →県内の三次NICU施設で中心となって医療を行う医師が増員
    →過重労働であった新生児科医の労働環境が改善され、より安全な新生児医療を提供
  • 重症の母体合併症や胎児異常症例に対して高度の医療を行なえる人材を育成
    →県内の二次、三次産科医療施設での人材難を解消
  • 周産期医療習得コースによって、軽~中等症の新生児管理を行える医師が増加
    →二次NICU施設の増員に期待
  • 新生児管理を行なえる産科医の育成
    →突発的に生じる胎児機能不全症例に対して十分な蘇生が行なわれ、周産期医療の安全に寄与

本大学における具体的成果

☆富山県内の新生児専任医の増加

表のようにプログラム開始後3年間で、新生児専任医師が7名増加しました。これで富山県は今まで新生児専任医師として働いてこられた5名と合わせて計12名の専任医師を確保できたことになります。 これは先ほどのグラフ新生児死亡率の低い県である人口100万人に7.39人の新生児専任医師数を大きく上回り、今後富山県の新生児医療の成績向上が期待されます。

☆富山県内の女性新生児専任医の増加

これまでは新生児専任医師は男性優位でしたが、プログラム開始後は女性医師参加が多くなり現在では5専任医師の50%が女性となっています。 小児科の中でも肉体的、精神的にハードである新生児医療においても、しかるべき環境が整えば女性医師はこのように活躍して新生児医療に貢献しています。

☆当直回数の減少

富山大学新生児専任医 1ケ月の平均当直回数


◇健全な医療システムを構築することによって、新生児医療の質と安全性を向上させることができる。
※通常の診療で疲労困憊しているようでは、安全で質の高い医療は難しいと考えています。

◇健全な診療体制を確保することによって、長く新生児専門医として活躍することができる。また、医師一人ひとりのライフステージ(留学、研究・学位、妊娠、育児など)に合わせて働くことができる。
※個々の医師がゆとりを持って働くことで、個人のスタイルに合わせて働くことができ、その結果として長く新生児医療において活躍貢献できると思います。

☆周産期専門医に当院から3名が合格!!

2012年の周産期専門医に当院から3名が合格しました。

産科部門 米田哲 先生  塩崎有宏 先生
新生児部門 牧本優美 先生

周産期専門医とは?
周産期医療に従事する医師の水準を高め、高度な医学知識と技能によって、ほかの医師に適切な指示を与えることができる臨床能力を有する専門医です。(日本周産期・新生児医学会HPから抜粋)

周産期専門医は当院込みで富山県内にまだ6名しかいません。
これは周産期人材育成の効果であり、富山県の周産期医療の成績向上が期待されます!

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