がん治療の現場から 富山大学附属病院 集学的がん診療センターの先端医療
26/66

患者の生活スタイルを重視寄り添った治療を─乳腺科・内分泌外科の診療体制について教えてください。療実績を教えてください。多様な治療法で「治るがん」へ患者に寄り添い安心と希望与えたい乳腺科・内分泌外科では、外科専門医や乳がん専門医、乳がん看護認定看護師らにより、乳がんや乳腺疾患、甲状腺・副甲状腺疾患などの診断・治療を行っています。外来日は月・水・金曜日、手術日は火・木・金曜日で、常勤・非常勤を合わせて7名の医師が診療にあたっています。4名の女性医師をはじめ、女性スタッフが多いのが特徴で、患者さん一人ひとりの生活スタイルを重視し、寄り添った治療を心がけています。乳がんの主な治療法は、手術、放射24   ─主な疾患である乳がんの治療法と治乳腺科・内分泌外科長 診療教授長田 拓哉乳がんは、日本では女性がかかるがんのトップであり、罹患率は増加の一途をたどっている。一方で、治療法の発展も目覚ましく、早期に治療を行えば高い確率で治るがんとも言われている。がん患者と向き合う思いや新たな治療法について、乳腺科・内分泌外科長の長田拓哉診療教授にうかがった。

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る