富山大学附属病院 総合がんセンター

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肉腫・希少がんセンター

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肉腫・希少がんセンター

肉腫・希少がんセンターでは、肉腫と希少がんの診療を行っています。希少がんとは発生頻度が低く、症例が少ないために、診断・治療など診療上の課題が、他の頻度の高いがんの種類に比べて大きい悪性腫瘍の一群のことです。悪性腫瘍(がん)のなかでも、人口10万人あたり6例未満のまれながんの総称です。肉腫(にくしゅ、サルコーマ)、神経膠腫(グリオーマ)、膵臓や消化管、肺などに生じる神経内分泌腫瘍、悪性黒色腫(メラノーマ)などの皮膚腫瘍、網膜芽細胞腫や脈絡膜悪性黒色腫などの眼腫瘍、悪性リンパ腫など、100種類以上のがんの種類があります。そのため、それぞれのがんの発生数は少ないものの、がん全体では希少がんの頻度は15-20%に及びます。
肉腫は、希少がんの一種類で、骨や、筋肉、脂肪、血管などの軟部組織などの非上皮細胞(支持組織)から発生するがんです。肉腫の発生頻度は極めて低く、悪性腫瘍全体に占める肉腫の割合は約1%に過ぎません。さらに、肉腫は100種類以上に分類されています。
肉腫、希少がんは若年者から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんの全身のさまざまな部位・組織から生じるため、さまざまな診断の難しさや必要とされる治療があります。このような特徴から、専門施設でない場合、しばしばその診断や治療に難渋し適切な治療を行うことが困難なことも少なくありません。
希少がんに対して良好な治療成績を得るためには、内科、外科、小児科、放射線科、病理科、臨床腫瘍部など診断と治療に精通した専門家が、診療科の枠を越えて緊密に連携し、各々の患者さんの病態に最も適した集学的治療を行うことが極めて重要です。そのため、初期治療から進行期まで専門家チームが一貫した治療を行うことにより、優れた治療成績が得る必要があります。患者様の立場からは、診療を受ける医療機関やそのがんの情報を得ることは困難となります。
肉腫・希少がんセンターでは、患者様には正確な医療情報を伝え、診療科の枠を越えて正確に診断し適切な治療を行うことを目的としています。

肉腫キャンサーボード

肉腫は体中のどこにでもできるがんの一種ですが、そのうち骨の肉腫は全体の約25%で、軟部組織の肉腫は約75%です。発生頻度は稀ですが、病理組織診断(顕微鏡での検査)では、骨と軟部がそれぞれ100種類以上に分類されています。そのため、診断が困難な場合が有り、整形外科と病理部で症例検討会を行っています。

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