富山大学附属病院 総合がんセンター

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放射線治療センター

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放射線治療センター

放射線治療センターは全身のあらゆる部位に発症するがんの治療に携わっています。放射線治療は臓器の形態や機能を温存して治療できることが特徴で、比較的身体への負担が少なく、御高齢の方や合併症をお持ちの方にも適応できる場合が多いです。近年の治療技術の革新により、がんの病変に、より集中して照射できるようになり、治療効果の向上と副作用の低減が期待できるようになっています。

"切らずに治す"放射線治療

悪性腫瘍の治療法は、手術、放射線治療、薬物療法(抗がん剤や免疫療法)の三つに大きく分けられます。治療の方針は、腫瘍の種類や進行度によって決まりますが、放射線治療は、“切らずに治す”治療法です。臓器を取らないので、形態や機能を保つことができるのが大きな特徴です。たとえば、喉頭癌(声帯の癌)の場合、声帯を残し発声機能を温存した状態で治療することができます。
 放射線治療の方法には身体の外から放射線を照射する外部照射法と、放射線を出す線源を直接、病変内部に留置して治療する小線源治療があります。どちらかひとつの放射線治療をすることもあれば、外部照射法と小線源治療を組み合わせて治療することもあります。放射線治療の最近の進歩は著しく、がんを完全に治すことを目的とする治療から、症状を和らげるための治療まで、幅広い役割を担っています。
 当院では外部照射装置1器と小線源治療装置1器で治療を行ってきましたが、2018年に強度変調放射線治療(IMRT)の専用器であるトモセラピーの新世代型・ラディザクトを導入しました。トモセラピー・ラディザクトには先進的技術が数多く搭載され、より体に優しい放射線治療を行うことが可能です。IMRTは前立腺がんや頭頸部がん、脳腫瘍を対象として普及し、トモセラピー・ラディザクトでは胸腹部や骨盤部の腫瘍,小数個の転移性脳腫瘍やリンパ節転移,全中枢神経照射や全身照射などにも適応できるようになっています。

センター長メッセージ