皆さんこんにちは。富山大学附属病院総合がんセンター長の林です。早いもので当センターは設置以来3年がたとうとしております。県内唯一の特定機能病院のがん診療を向上させるために設けられた当センターですが、3年間の間に新たに「がん和漢薬治療センター」が加わりました。日々進歩しているがん治療の中で、新薬の登場などがあると、その副作用等も気になるところです。また、がんという大きな病気は闘病中に体力を消耗し、その結果、治療の効果が思うように発揮されないといった場合があります。そんな患者さんの悩みを少しでも改善すべく、富山ならではの和漢薬を利用した支持療法を行っています。
また、現在のがん診療は病院のトータルの力が試されます。そうした、トータルの力を発揮すべく、チーム医療が注目を集めています。センター発足後に新たに4つのチームが立ち上がっています。「腫瘍循環器チーム」、「薬剤性肺炎チーム」、「経口抗がん薬対策チーム」、そして「アピアランスケアチーム」です。それぞれがん罹患によるもの、治療による副作用によるものとして患者さんが闘病中に悩みに思うことに対応するチームとして機能しています。がんという難しい病気に対して、患者さんのあらゆる悩みに対応するよう、今年度も総合がんセンター一丸となって奮闘いたします。
特定診療分野
乳がん先端治療・
乳房再建センター
膵臓・胆道センター
小児・AYA世代・妊孕性センター
ロボット手術センター
放射線治療センター
オンコサーミアセンター
血液腫瘍センター
頭頸部腫瘍センター
胸部腫瘍センター
消化器腫瘍センター
泌尿器腫瘍センター
婦人科腫瘍センター
肉腫・希少がんセンター
遺伝性腫瘍センター
チーム医療 緩和ケアチーム irAEチーム 腫瘍循環器チーム 薬剤性肺炎チーム 経口抗がん薬対策チーム アピアランスケアチーム
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