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第二内科診療部門 循環器内科

絹川 弘一郎

【診療科長】
教授 絹川 弘一郎

平井 忠和

【副科長】
診療教授 平井 忠和


TEL(076)434-2281
FAX(076)434-5026
診療対象
不整脈、虚血性心疾患、心不全、弁膜症、心筋症、先天性心臓病、肺高血圧症などの循環器疾患を対象として、薬物療法、非薬物療法による管理を行っています。
外来診療
1.新患受付について
外来の新規受付(新患)は火曜、金曜です。診察をご希望の方は、事前に受診された医療機関から、当院の医療福祉サポートセンターで第二内科の予約をいれ、受診されることをお勧めいたします。
紹介状をお持ちでない場合には、まず総合診療部で診察を受けていただき、当診療科への診察が望ましいと判断された場合に紹介されることになりますのでご了承ください。また当診療科への紹介状をお持ちの場合には火曜・金曜以外でもできる限り対応致します。
2.再診について
再診は予約制となっています。
循環器専門医が経過をみていきます。必要に応じて他の診療科とも連携して診療を行いますので、診療に関して心配ごとがあれば担当医にいつでもご相談ください。
病棟診療
・ 診療科長以下、主治医・担当医を含むチーム医療で病棟診療を行います。
・ 患者さん一人一人の病状を把握した上で必要な検査を行い、治療にあたります。
・ 治療方法を選択する時は、どのような治療がよいかを正確に判断し説明致します。
・ 患者さんにご理解していただいた上で治療方法を選択いたします。
・ 退院後、お近くの病院での治療を希望される場合にはお気軽にご相談ください。

外来診療案内 平成29年4月現在

曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
初来・再来 中川 絹川
城宝
西田
上野
坂本
福田
傍島
中谷
平井 中村 絹川
平井
城宝
西田
上野
坂本
福田
傍島
中谷
牛島

診療スタッフのご紹介

職名 医師名 専門分野
診療科長
教授
絹川 弘一郎 心不全
補助循環
心臓移植
診療副科長
診療教授
平井 忠和 循環器疾患
心不全
心臓超音波診断
診療准教授 城宝 秀司 循環器疾患
心不全
肺高血圧
睡眠時無呼吸
診療准教授 西田 邦洋 循環器疾患
不整脈
診療准教授 上野 博志 循環器疾患
虚血性心疾患
構造的心疾患
末梢動脈疾患
診療講師 坂本 有 循環器疾患
不整脈
助教 福田 信之 循環器疾患
心臓超音波
准教授 中川 圭子
(保健管理センター高岡支所)
循環器疾患
助教 傍島 光男 循環器疾患
診療助手 中谷 洋介 循環器疾患
診療助手 牛島 龍一 循環器疾患
医員 中村 牧子 循環器疾患

高度な医療または特徴的な医療

心血管系は、大きな血管でつながれた全身の主要臓器に血液を供給する役割を持っています。循環器内科は、心臓や血管の疾患が全身に及ぼす影響を常に考慮しながら、大学病院として最先端の医療を提供するだけでなく、患者さん一人一人への特徴に基づいた的確な診療を常に心掛けています。6床の高度治療室(HCU)を備えた新病棟に移り、救急心血管疾患への24時間対応の診療体制を敷いています。種々の循環器疾患に対しては心臓外科あるいは臓器別を越えた診療科との連携のもとに、全身管理と集中治療が行える体制にあります。さらに循環器疾患の長期管理や予防に対する新しい手法の導入、生活習慣病の予防などに取り組んでいます。


1.外来で行う検査について
  • 心電図(安静・運動負荷):心臓の電気活動を観察します。
  • トレッドミル運動負荷心電図:心電図を取りながら運動してもらう検査で、狭心症等の検査です。
  • 24時間ホルター心電図:24時間携帯型の心電図をつけてもらう検査で、
               その間の不整脈や狭心症の有無をチェックします。
  • 心臓超音波検査(経胸壁・経食道):超音波を用いて心臓の動きを直接観察する検査です。
超音波検査
  • 心筋シンチグラフィー:心臓の筋肉の造影検査で、
               微量のアイソトープ(放射性同位元素)を用います。
心筋シンチ 心筋シンチ
  • 血管内皮機能検査:超音波を用いて動脈の内皮機能から動脈硬化をチェックします。

2.入院して行う特殊検査・治療について
  • 心血管カテーテル検査・カテーテルインターベンション:
心血管カテーテル1 心血管カテーテル2 心血管カテーテル3

狭心症や心筋梗塞、弁膜症、心筋症、先天性心疾患、肺高血圧症などの循環器疾患を診断し、治療方法の決定や手術前の評価を行います。カテーテルとは、内腔を有する太さ 2~3mmの細い管の事です。手首、肘、太ももの付け根の皮膚に痛み止めの局所麻酔をし、そこから血管の中を通してカテーテルを心臓まで進めます。心臓を養っている血管(冠動脈)や心房・心室の中にカテーテルを到達させ、心臓の中の圧力を計測するとともに、冠動脈、心室に造影剤を流して、心機能の評価に大変重要な情報を得ることができます。通常、体の中をカテーテルが通過しても痛みは感じません。検査台に1時間程横になっていただいている間に検査は終了します。この検査は広く一般に行われており、当院においても安全に行われています。
心血管カテーテルインターベンションはカテーテルのテクニックを応用して行われる治療のことで『経皮的冠動脈形成術』、『冠動脈ステント留置術』などが含まれ、特殊な風船を使って狭くなった血管を広げます。
僧帽弁狭窄症などの狭窄した弁をカテーテルで拡張する『経皮的弁形成術』は、カテーテル検査で得られた情報とともに、心エコーによる弁の状態を評価した上で慎重に弁形成の適応を判定して行われています。
閉塞性動脈硬化症(足や手などのその他の血管の狭窄)や慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症に対してもバルーンカテーテルやステントを用いた治療を行っています。


  • カテーテルアブレーション(心筋焼灼術):

カテーテルアブレーション

脈が突然速くなる頻脈性不整脈では動悸,めまいや失神を伴い治療が必要となります。頻脈性不整脈の治療としては抗不整脈による薬物療法と、カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)による非薬物治療が行われています。薬物療法は不整脈を起こりにくくする治療で不整脈の原因を根本的に治すものではなく、継続的に薬の内服が必要となります。これに対してカテーテルアブレーションは、足の付け根の太い血管からカテーテル(直径2mm)を挿入し高周波の電流を流し、不整脈の原因となる部分を焼灼し根治させる治療法です。電極カテーテルに接する心筋は50~60℃に熱せられ、直径5-6mmの範囲が焼灼されます。血管へのカテーテル挿入は局所麻酔で行い侵襲も少なく、通電中は胸の中での熱さを感じますがカテーテル先端の温度センサーにより過度に焼灼される心配はなく安全に行えます。検査・治療は2~3時間、術後の安静に4時間を要します。また通常は1週間程度の入院で、その後の経過を外来で観察しますが再発がなければ通院も不要となります。当科では700件以上にアブレーション治療を行い、特に上室性不整脈に対する成功率は90%以上と高くかつ合併症も少なく、安全に行える確立された治療法となっています。


  • ・和温療法をはじめとする心不全に対する非薬物療法
    (心臓再同期療法、ASV、CPAP、在宅酸素療法など)
  • ・経食道心エコー図、凝血分子マーカーに基づく心房細動の脳塞栓症の予防
  • ・循環調節機能に基づく生活習慣(運動・睡眠)の指導
  • ・肺高血圧症に対する薬物療法(在宅エポプロステノール持続静注療法など)
  • ・慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症に対するバルーン肺動脈形成術(BPA)