透析部
特徴・特色
透析台数は10台あります。各透析装置をコンピュータで集中監視する、「透析集中管理システム」を平成
6年より導入しており、重症患者、難治患者に対し、安全で効率的な透析治療を実現しています。ICUなど手術後や重症患者に行う出張透析はネットワーク管理システムにより、リアルタイムで透析室から監視できます。
透析の新規導入とともに合併症を持つ透析患者さんを多数管理しています。重症の心疾患、心不全や脳血管疾患の合併症例を治療することも多く、心不全あるいは低血圧を併発する透析困難症には、血液濾過・血液濾過透析あるいは持続緩徐式血液濾過透析を行い、生命予後の改善に役立てています。また、敗血症例ではエンドトキシン吸着療法を施行しています。
潰瘍性大腸炎に対する顆粒球除去療法や難治性ネフローゼ症候群に対するLDLアフェレーシス、膠原病や神経疾患、血液疾患などに対する血漿交換療法を行い、良好な成績を得ています。
腎移植を泌尿器科、第一外科と連携して昭和58年11月より行っています。
診療スタッフ
職 位 | 氏 名 | 専門領域・資格など |
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部長 教授 |
絹川 弘一郎 | 心不全・補助循環 日本内科学会 総合内科専門医 日本循環器学会 専門医 日本心臓病学会 評議員 日本心不全学会 評議員 |
副部長 助教 |
小池 勤 | 腎臓・高血圧内科・血液浄化 日本内科学会 総合内科専門医 日本腎臓学会 専門医・指導医 日本透析医学会 専門医・指導医 日本高血圧学会 専門医・指導医・評議員 |
助教 | 山﨑 秀憲 | 腎臓・高血圧内科・血液浄化 日本内科学会 総合内科専門医 日本腎臓学会 専門医・指導医 日本透析医学会 専門医・指導医 日本移植学会 認定医 |
診療助手 | 掛下 幸太 | 腎臓・高血圧内科・血液浄化 日本内科学会 総合内科専門医 日本腎臓学会 専門医・指導医 日本透析医学会 専門医・指導医 日本臨床腎移植学会 認定医 |