麻酔科

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プログラム名 「麻酔科専門医研修プログラム」
専門研修期間 4年
募集人数 8人

A.プログラム概要

プログラム統括責任者 廣田 弘毅

本プログラムは、整備指針に定められた麻酔科研修の到達目標を達成できる専門医教育を提供し、十分な知識・技術・態度を備えた麻酔科専門医を育成します。富山大学附属病院麻酔科で6ヶ月以上の基礎的な研修を行った後、研修内容・進行状況に配慮して、プログラムに所属する全ての専攻医が経験目標に必要な特殊麻酔症例数(小児、心臓、胸部外科、産科、脳外科麻酔等)を達成できるようにローテーションを構築しています。4年間の研修のうち、原則合計1年以上を基幹施設で研修します。研修終了後に、麻酔科専門医受験資格が得られます。

B.キャリア形成プログラム

プログラムの特徴

 充実した連携施設群と症例数:本プログラムでは富山県(ほぼ全域)および新潟県上越地区の病院群で麻酔科専門研修が行えます。多くの心臓麻酔を経験でき、特に富山大学附属病院では複雑心奇形を含む多くの小児心臓麻酔を経験できます(年間約200件)。
 希望を考慮したコース(ローテーション)を設定:希望者には、小児診療、ペインクリニック、集中治療、緩和医療に重点を置いた研修も可能です。
 ライフワークバランスへの配慮:富山大学附属病院およびその連携施設では、女性医師の割合も多く、妊娠・出産・育児によるブランクの後でも復帰プログラムによりほぼ全員の職場復帰がかなっています。

C.専門医取得のためのハードル(研修修了要件)(詳しくは学会HP参照)

専門研修1年目
手術麻酔に必要な基本的な手技と専門知識を修得し、ASA1~2度の患者の通常の定時手術に対して,指導医の指導の元、安全に周術期管理を行うことができる。
専門研修2年目
1年目で修得した技能、知識をさらに発展させ、全身状態の悪いASA3度の患者の周術期管理やASA1~2度の緊急手術の周術期管理を、指導医の指導のもと,安全に行うことができる。
・専門研修3年目
心臓外科手術、胸部外科手術、脳神経外科手術、帝王切開手術、小児手術などを経験し、さまざまな特殊症例の周術期管理を指導医のもと安全に行うことができる。また、ペインクリニック、集中治療、救急医療など関連領域の臨床に携わり、知識・技能を修得する。
・専門研修4年目
3年目の経験をさらに発展させ、さまざまな症例の周術期管理を安全に行うことができる。基本的にトラブルのない症例は一人で周術期管理ができるが、難易度の高い症例、緊急時などは適切に上級医をコールして、患者の安全を守ることができる。

D.サブスペシャルティ研修・大学院進学

麻酔科専門研修後には、大学院への進学やサブスペシャリティー領域(ペインクリニック,緩和医療,心臓手術麻酔,小児麻酔,産科麻酔など)の専門研修を開始する準備も整っており、専門医取得後もシームレスに次の段階に進み、個々のスキルアップを図ることが出来ます。

E.問い合わせ先

富山大学附属病院 麻酔科
担当:竹村 佳記(富山大学麻酔科専門研修 事務局)
E-mail: masui019@med.u-toyama.ac.jp
Tel: 076-434-7377

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